FXトレードでは、一つの時間足だけを見てエントリーを決めるのは危険です。相場の流れは時間足ごとに異なり、短期足での小さな波も、長期足ではただの押し目や戻りに過ぎないことがあります。
上位足の役割
上位足(例:日足・4時間足)は相場の大きな方向性やトレンドを示してくれます。まずはこちらを確認し、全体的に上昇傾向なのか下降傾向なのかを把握しましょう。これが「相場の地図」になります。
下位足の役割
下位足(例:15分足・5分足)は、実際にエントリーや決済のタイミングを測るための詳細な情報を提供します。上位足の方向に沿って、押し目買いや戻り売りのチャンスを探すのが基本です。
実践例
- 日足や4時間足でトレンドを確認
- 1時間足・15分足で形をチェック
- 5分足でエントリーポイントを決定
上位足と下位足を組み合わせることで、ムダな逆張りを減らし、精度の高いエントリーが可能になります。