【FX基礎】ラウンドナンバーとは?なぜ意識されるのか、トレードにどう活かすか

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FX(外国為替証拠金取引)をしていると、チャート上でキリの良い価格付近でローソク足が止まったり、反発したりすることに気づくかもしれません。
これが「ラウンドナンバー(Round Number)」と呼ばれる価格帯です。


🔢 ラウンドナンバーとは?

ラウンドナンバーとは、キリの良い価格帯のことを指します。
例えば以下のような価格が該当します:

  • USDJPY:140.00円、150.00円 など
  • EURUSD:1.1000、1.0500 など
  • GBPJPY:200.00円、190.00円 など

「.00」や「.50」など、人間が心理的に意識しやすい価格がラウンドナンバーです。


💡 なぜラウンドナンバーは意識される?

以下のような理由から、ラウンドナンバーは多くのトレーダーにとって意識される重要な水準です。

✅ 心理的節目として意識されやすい

例:「140円を超えたら円安が進むかも」「1.1000を超えるとトレンド発生か?」など、トレーダーが自然と注目する水準になります。

✅ オーダーが集まりやすい

機関投資家・大口の注文や、個人投資家の指値・逆指値が集中しやすいのもラウンドナンバー付近です。よって反発やブレイクが起きやすくなる

✅ テクニカル分析でも重要視されやすい

サポート/レジスタンスラインや節目として、テクニカル的にも意味を持ちやすい。


🛠 トレードへの活用法

ラウンドナンバーを意識することで、以下のようなトレード戦略が立てられます。

🔹 反発狙い(逆張り)

→ キリのいい価格に到達したら、一度止まる or 反発する動きを狙う。

🔹 ブレイク狙い(順張り)

→ ラウンドナンバーを強く抜けてきたらトレンドが加速することも。これを狙ったブレイクアウト戦略。

🔹 利確・損切りの目安として使う

→ あらかじめラウンドナンバー手前に利確注文を入れておくことで、滑りにくく安全な決済がしやすくなります。


✅ まとめ

内容説明
ラウンドナンバーとは?キリのいい価格(例:150.00円)
なぜ意識される?心理的節目・注文集中・テクニカル的節目
トレードでの活用反発狙い/ブレイク狙い/利確・損切りポイント

🗒 実際のチャートで確認しよう

日々のトレードで、「ここは〇〇.00円だな」と気づいたら、一度そのあとの値動きに注目してみてください。
ラウンドナンバーでの攻防は、チャートの中でも非常に価値ある観察ポイントです。

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