こんにちは、ライトです。
今回は、私がFXを続ける中で痛感している、最も大切なことをお話しします。
それはズバリ、**「資金管理(リスク管理)」**です。
✅ なぜ資金管理が大事なのか?
どんなに優れた手法やチャート分析力があっても、
資金が尽きてしまえばトレードは続けられません。
FXは一発勝負ではなく、長期的に積み重ねていく投資。
だからこそ、「勝つこと」よりもまずは「負けても立て直せる運用」が重要なんです。
✅ 裁量トレードでの私の失敗談
私がFXを始めたばかりの頃は、裁量トレード中心でした。
ある時、大きく下落していた通貨ペアを「そろそろ反発するだろう」と思い込み、買いエントリー。
ところがそこからさらに下落し、損切りできずに含み損がどんどん膨らんでいく…
「戻るはず」とチャートに貼り付いたまま冷や汗。
結局、大きな損失を確定することになり、数週間分の利益が一気に吹き飛びました。
この経験から学んだのは:
- 損切りのルールを決めていなかった
- 「負けたくない」気持ちで冷静さを失った
- ロットもリスクも曖昧だった
という、まさに資金管理の基本を無視していたという事実です。
✅ 守るべき3つの資金管理ルール
① 1トレードの損失は「資金の1〜2%以内」
例:10万円の口座なら、1回の負けは1,000〜2,000円まで。
このルールがあるだけで、連敗しても生き残れます。
② ドローダウンを想定する
勝ち続けることよりも、負けが続いたときどう耐えるかが本当の課題。
たとえば「10連敗しても資金の30%以内」で済むなら、戦略として耐久力があります。
③ ロットは感情で変えない
裁量時代の私のように、
「勝ったから強気」「負けたから取り返したい」でロットを上げ下げするのは危険。
あらかじめリスクに応じたロットを決めておき、感情に影響されないのが大前提です。
✅ 自動売買でも資金管理は超重要
EA(自動売買)はルール通りに淡々と動いてくれますが、
設定を誤れば資金を一瞬で飛ばすこともあります。
- ボラティリティが大きすぎる相場
- 重要指標での急変動
- EAの想定外の動き
こうした場面でも耐えられるよう、ロット・損切・最大ポジション数などを設計しておくことが不可欠です。
✅ 最後に:資金管理は「生き残るための技術」
資金管理は「利益を増やす方法」ではなく、「生き残るための最低条件」です。
そして、生き残った人にしか、利益を積み上げるチャンスは訪れません。
私自身、裁量トレードで痛い思いをしたからこそ、
今では自動売買でも資金管理の重要性を一番に考えています。
これからFXを始める方には、ぜひこの「守りの技術」を最初に身につけてほしいと思っています。